スタジオが常にある家庭で育った アメリカの歌手 Hayley Sales ヘイリー・セールズ

Hayley Sales　ヘイリー・セールズは、アメリカのシンガーソングライター。ワシントン D.C.出身、1986年8月31日生まれ。

父 リチャード・セールズは、グラスウイング・レコーディング・スタジオというスタジオを自宅地下で経営しており、米ロックバンド　グレートフル・デッドの作曲、マイルス・デイビスのレコーディングにも携わっている。

このスタジオには、昼夜問わず、ラッパ、フォーク、ロックのアーティストが出入りし、家の玄関でも歌声やビートが聞こえたほどという。様々な音楽に触れる機会が多い環境に生まれる。

3歳になると、両親と共に、オレゴン州ポートランドに引越すが、音楽への興味を持ち続け、8歳でピアノを習い、オールド・ジャズ・スタンダードに興味つなど40年代のジャズ、60年代の幅広い音楽を聴くようになる。その後、曲を作るようになり、数年後には、ギターも弾き始める。

高校を卒業すると、今度は、両親がカナダのバンクーバー島で有機栽培のブルーベリー農場を始めたため、再び、引っ越している。バンクーバー島は、島とはなっているが、小さな島ではなく、アメリカ大陸の太平洋側では最大の島。

この農場にも、レコーディングスタジオがあり、曲作りをしながら、農場とスタジオの経営を学ぶ。しばらくして、音楽活動ではなく、女優としての活動を始めようと、米ロサンゼルスへ移るが、声がでなくなってしまい、農場に戻り、5ヶ月間、歌うこともできなかったという。

この頃に、初めてレコーディングした曲を送り、後にユニバーサルミュージックと契約。2008年には、デビューアルバム 『Sunseed』をリリース。このアルバムに収録された曲 『Keep Drivin キープ・ドライビング』が、日本のシングルチャート Japan Hot 100で11位、『What You Want』は、Canadian Hot 100で45位。

2010年には、２ndアルバム 『When the Bird Became a Book』をリリースし、『Just Pretend』と『Right way not to Live』は、このアルバムの収録曲。


Just Pretend


Right way not to Live

　

タグ：アメリカ マイルズ・デイビス グレートフル・デッド レコーディング・スタジオ 有機栽培 ブルーベリーファーム バンクーバー島