マーガレット・ドゥランテ名義でも活動していた アメリカの歌手 Maggie Rose マギー・ローズ

Maggie Rose　マギー・ローズは、アメリカのカントリーミュージックシンガー。メリーランド州ポトマック出身、1988年生まれ。本名は、Margaret Rose Durante。

16歳から歌い始め、当時は、ブルース・スプリングスティーンのカバーバンド　The B Street Bandと共に活動。クリムゾン大学に進学し、そこで、カッパ・カッパ・ガンマ Kappa Kappa Gammaのメンバーに。

カッパ・カッパ・ガンマは、ソロリティと呼ばれる、女性のみが加入できる社交クラブの一つ。共同住宅を所有しており、大学に入学する新入生が住居を探す際などに勧誘される。同じようなもので、フラタニティがあり、こちらは、性別を問わず、男性でも女性でも入会できる。

メンバーになると、社会奉仕活動、クラブの歴史や組織などの学習、飲酒の禁止など品行を正すような規律がある一方、現在では、少ないようだが、新メンバーへのしごきを行うとこもあるという。加入条件は、様々。

大学2年生の頃、プロデューサー Tommy Mottolaからの電話を受け、音楽活動のため大学を辞め、テネシー州ナッシュビルへ。2009年、Universal Republicと契約するも、米ロックバンド　Kings of Leon キングス・オブ・レオンが2008年にリリースしたシングル Use Somebodyをカバーし、リリース。このときは、現在のマギー・ローズではなく、マーガレット・ドゥランテ名義。

翌年、2010年には、インディペンデント・レーベル Emrose Recordsに移り、カントリーミュージックに専念し、2011年、シングル 『Mississippi's Crying』をリリースし、デジタルミニアルバムとしても、このシングルをリリース。Emrose Recordsとしては、初の契約アーティストが、マーガレット・ドゥランテ。この曲は、ビルボードのホット・カントリー・ソングス・チャートで57位。

この曲は、カントリー・ミュージック番組 Great American Country（GAC）のTop 20 Country Countdown videosで1位となり、この番組では、初の契約アーティストになった経緯も特集されている。

その後、ディズニー・チャンネルのTVシリーズ Shake It Up （邦題：シェキラ!）で使われた、2つの曲 『Watch Me』と『Breakout』にゲストボーカルとしてレコーディングし、この番組のサウンドトラック 『Shake It Up: Break It Down』に収録。『Breakout』は、ディズニー・チャンネルの『Good Luck Charlie　（グッドラック・チャーリー）』でも、『シェキラ!』とつながるクロスオーバー・エピソードでも使われている。

2012年、RPM Entertainmentと契約し、シングル 『I Ain't Your Mama』をリリースした頃から、マギー・ローズ名義で活動するようになる。

『I Ain't Your Mama』と『Preacher's Daughter』は、マーガレット・ドゥランテ名義でリリースされたアルバム 『Cut to Impress』に収録された曲。


I Ain't Your Mama


Preacher's Daughter

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