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2013年リリースのアルバム曲 『紙風箏』が B'z 『もう一度キスしたかった』の盗作?パクリと話題 台湾の歌手 蕭玉芬 シャオ・ユーフン [台湾 アイドル]

蕭玉芬 シャオ・ユーフン (ティファニー・シャオ)は、台湾の歌手。高雄市出身、1982年3月28日生まれ。

11歳で、台湾の三立テレビが主催するオーディション番組 『21世紀新人歌唱排行榜』に参加、優勝には至らなかったものの、児童歌手として、1994年~1995年まで活躍。

当時、台湾では、小さな子供が大人びた曲をこぶしをまわしつつ歌うことが流行っており、方順吉(男の子)と二人でデュエット曲を歌うか、方婉真(女の子)が加わり、3人で歌うかというところ。

翌年、1996年には、21世紀新人歌唱排行榜の参加者4人と共に、5人組ユニット 南台湾小姑娘でデビュー。このユニットは、当時、絶大な人気を誇り、次々とアルバムをリリース。

2000年には、尤姿涵が抜け、4人組となり、2001年には、蕭玉芬と高瑞屏が脱退、鄧玉賢が加わり3人体制となるが、この年に、正式に解散。

その後、表舞台から姿が消え、2008年に、俳優デビューし、ソロアルバム 『天主意』もリリースするなど音楽活動も再開。2010年に 『毒藥』、2012年には 『寫袂了的批』をリリース。

ネットや情報サイトで、話題になっているのが、2013年4月16日にリリースされた最新アルバム 『流星』の収録曲 『紙風箏』が、B'zの『もう一度キスしたかった』に酷似し、盗作、パクリじゃないかという問題。

B'zの『もう一度キスしたかった』は、あまりにも有名な曲だけに、聞き比べるまでもないという方も多いと思うのだが、蕭玉芬 『紙風箏』を聞いた瞬間に分かるが、曲の印象となる特徴的な部分は、ほぼそのままと言っても過言ではない。

あまりにもそのままで、その曲をベースに、あたかも盗作ではないと多少手を加えるような、そんな嫌らしさも感じない。敬意を表し、リスペクトの意味もある、オマージュやトリビュートとも受け取れなくもない。ただ、だからと言って、アーティストの楽曲が、勝手に流用されていいという話にもならない。

歌っているため、B'zのファンじゃなくても、蕭玉芬が悪いような印象になるが、作曲は小葉という人物。過去の楽曲でも、作曲しているのだが、あいにく、どんな人物なのか、全く分からない。

蕭玉芬にしても、児童歌手から現在のソロ活動しており、最近、デビューした歌手という訳でもなく、こういう問題で話題になるのは不本意ではないだろうか。

パクリというと、中国に多く、韓国でもまま見られ、台湾も全くなくはないのだが、台湾に関しては、東日本大震災で、巨額の義援金を送ってもらった恩があり、こういう問題があっても、悪く言えるものでもない。

当時、約160億円とも言われた台湾からの義援金は、その後もあり、230億円を超える。この金額は、米赤十字社からの義援金 約98億円を超え、どの国よりも最も多い。

それにも関わらず、当時、民主党の菅首相は、支援への感謝を各国の新聞に掲載したが、中国の顔色を伺い、台湾を外すという、日本人としては、恩をあだで返すような情けない行動もしている。

台湾の人口は、およそ2300万人、日本の人口の約 1/5ほど。東日本大震災があった 2011年、台湾の平均所得は、30歳未満で41.61台湾ドル(約139万円)、30~34歳では55.62万台湾ドル(約186万円)、35~39歳で約65.66万台湾ドル(約220万円)。

この中から、230億円もの義援金を出したということは、単純に、生まれたばかりの赤ちゃんから高齢の方まで、1人あたり1000円も出したことになる。物価を考慮すれば、日本人が思う1000円以上。この状況で、これだけの義援金を出してくれた意味は、大きい。

それだけに、こういう騒動があることが、実に残念。こういう問題も、早い段階で適切に対応できれば、結果的に、上手く収めることにもなるため、今後に期待したい。


蕭玉芬 紙風箏


B'z もう一度キスしたかった


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