ドラマ ガリレオの主題歌も歌う 絶大の人気歌手 A-Lin アリン （黄麗玲 ホァン・リーリン）

A-Lin アリン　（黄麗玲　ホァン・リーリン）は、台湾の歌手。高雄市出身、1983年9月20日生まれ。

台湾先住民 アミ族出身。姉は、台湾のモデル。8歳の頃に、母親に捧げる曲を作り、学生時代は同級生に勧められ、多くのオーディションに参加。デビュー前、16歳からバーやクラブなどで歌い、下積みの時代もある。

2006年、デビューアルバム 『失戀無罪』をリリース。デビュー当時、ライブの観客が3人のみのこともあったが、瞬く間に人気を集め、生まれながらの歌姫と呼ばれるほど。

翌年には、18th Golden Melody Awardsで、最優秀新人賞にノミネート。2008年には、2ndアルバム 『天生歌姫』をリリースし、天性の歌姫と呼ばれるようにもなる。

高い歌唱力から、台湾の歌姫で実力派シンガー 張恵妹 (愛称：アーメイ)の後継者と言われていたが、現在では、今年、台北アリーナで行われた公演 Feel-Lin演唱会は、1万3000枚のチケットが発売同時に完売。

後継者ではなく、ライバル的な存在。米グラミー賞にあたる台湾の金曲奨には、3度ノミネートされているが、受賞には至らず。

現在、放送されている 福山雅治主演のテレビドラマ　『ガリレオ』は、様々な国で放送され、Ａ－Ｌｉｎが中国語主題歌を歌っている。

『我們會更好的』は、5ｔｈ アルバム『我們會更好的』、『溫柔累了』は、6ｔｈアルバム 『幸福了 然后呢』に収録された曲。


我們會更好的


溫柔累了


A-Lin 戀愛魔力 （ガリレオ主題歌 中国語）

　　　　

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歌唱力に定評がある 台湾の人気歌手 戴愛玲 ダイ・アイリン （アイリ－ン・ダイ）

戴愛玲　ダイ・アイリン （アイリ－ン・ダイ）は、台湾の歌手。屏東（へいとう）県春日郷 パイワン族出身、1978年6月22日生まれ。

子供の頃は、親が厳しくしつけしたせいか、口数も少なく、友達もほとんどおらず、現在で言うところ、ひきこもり気味。それでも、音楽好きだった叔父とは仲が良く、叔父と一緒にレコードを聴くのが楽しみだったという

このような性格だったにも関わらず、新年の集まりやお祭りでは、人前でも物怖じせず、人が変わったように堂々と歌うことから、周囲からも一目置かれる存在に。

ちなみに、パイワン族は、いくつかある台湾原住民の中の一つ 。台湾南部に住み、台湾原住民の中で人口は2番目に多く、2008年現在 8万4446人。

ダイ・アイリンに歌の才能があると感じた叔父が、レコーディングしたデモテープをいくつかのレコード会社に持ち込み、さらに、ステージ上で歌う姿を見せるため、パブで歌声を披露。

これが功を奏し、1998年に、台湾のレコード会社 ロックレコードと契約。歌唱力に驚いた音楽プロデューサーは、『声の活火山』と語ったとも言われている。

後に、鉄の喉を持つプリンセスという意味の『鉄嗓公主』、鉄の肺という意味を込めた『鐵肺女王』など様々な呼ばれ方もしている。

日本人の感覚からすると、変わった呼び名だが、この呼び名自体は、他アーティストに対しても、使われる言葉ではあるのだが。

1998年に、デュエット曲を発表 『I will smile』。当時、正式にデビューしていない無名のダイ・アイリンが、人気歌手 趙詠華 シンディ・チャオと一緒に歌うという異例の曲で、これが好評。この曲は、後にリリースされたアルバム 『愛靈靈』に収録されている。

2002年にリリースされたデビューアルバム 『Ｍａｇｉｃ』では、ヒップホップやＲ＆Ｂをベースにした曲を収録。2003年の2nd アルバム 『為愛做的傻事』に収録された 『對的人』は、10年前にも関わらず、カラオケでは、いまだに人気がある。この曲には、ちょっと日本語での語りなども入っている。

『離騷』は、2008年にリリースされた3ｒｄアルバム 『天使之翼』、『跳痛』は、2010年の5ｔｈアルバム 『跳痛』 と 2011年のベストアルバム 『不只十二月』に収録された曲。


對的人


離騷


跳痛

　

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2013年リリースのアルバム曲 『紙風箏』が B'z 『もう一度キスしたかった』の盗作？パクリと話題 台湾の歌手 蕭玉芬 シャオ・ユーフン

蕭玉芬　シャオ・ユーフン （ティファニー・シャオ）は、台湾の歌手。高雄市出身、1982年3月28日生まれ。

11歳で、台湾の三立テレビが主催するオーディション番組 『21世紀新人歌唱排行榜』に参加、優勝には至らなかったものの、児童歌手として、1994年～1995年まで活躍。

当時、台湾では、小さな子供が大人びた曲をこぶしをまわしつつ歌うことが流行っており、方順吉（男の子）と二人でデュエット曲を歌うか、方婉真（女の子）が加わり、3人で歌うかというところ。

翌年、1996年には、21世紀新人歌唱排行榜の参加者4人と共に、5人組ユニット 南台湾小姑娘でデビュー。このユニットは、当時、絶大な人気を誇り、次々とアルバムをリリース。

2000年には、尤姿涵が抜け、4人組となり、2001年には、蕭玉芬と高瑞屏が脱退、鄧玉賢が加わり3人体制となるが、この年に、正式に解散。

その後、表舞台から姿が消え、2008年に、俳優デビューし、ソロアルバム 『天主意』もリリースするなど音楽活動も再開。2010年に 『毒藥』、2012年には 『寫袂了的批』をリリース。

ネットや情報サイトで、話題になっているのが、2013年4月16日にリリースされた最新アルバム 『流星』の収録曲 『紙風箏』が、B'zの『もう一度キスしたかった』に酷似し、盗作、パクリじゃないかという問題。

B'zの『もう一度キスしたかった』は、あまりにも有名な曲だけに、聞き比べるまでもないという方も多いと思うのだが、蕭玉芬 『紙風箏』を聞いた瞬間に分かるが、曲の印象となる特徴的な部分は、ほぼそのままと言っても過言ではない。

あまりにもそのままで、その曲をベースに、あたかも盗作ではないと多少手を加えるような、そんな嫌らしさも感じない。敬意を表し、リスペクトの意味もある、オマージュやトリビュートとも受け取れなくもない。ただ、だからと言って、アーティストの楽曲が、勝手に流用されていいという話にもならない。

歌っているため、B'zのファンじゃなくても、蕭玉芬が悪いような印象になるが、作曲は小葉という人物。過去の楽曲でも、作曲しているのだが、あいにく、どんな人物なのか、全く分からない。

蕭玉芬にしても、児童歌手から現在のソロ活動しており、最近、デビューした歌手という訳でもなく、こういう問題で話題になるのは不本意ではないだろうか。

パクリというと、中国に多く、韓国でもまま見られ、台湾も全くなくはないのだが、台湾に関しては、東日本大震災で、巨額の義援金を送ってもらった恩があり、こういう問題があっても、悪く言えるものでもない。

当時、約160億円とも言われた台湾からの義援金は、その後もあり、230億円を超える。この金額は、米赤十字社からの義援金 約98億円を超え、どの国よりも最も多い。

それにも関わらず、当時、民主党の菅首相は、支援への感謝を各国の新聞に掲載したが、中国の顔色を伺い、台湾を外すという、日本人としては、恩をあだで返すような情けない行動もしている。

台湾の人口は、およそ2300万人、日本の人口の約 1/5ほど。東日本大震災があった 2011年、台湾の平均所得は、30歳未満で41.61台湾ドル（約139万円）、30～34歳では55.62万台湾ドル（約186万円）、35～39歳で約65.66万台湾ドル（約220万円）。

この中から、230億円もの義援金を出したということは、単純に、生まれたばかりの赤ちゃんから高齢の方まで、1人あたり1000円も出したことになる。物価を考慮すれば、日本人が思う1000円以上。この状況で、これだけの義援金を出してくれた意味は、大きい。

それだけに、こういう騒動があることが、実に残念。こういう問題も、早い段階で適切に対応できれば、結果的に、上手く収めることにもなるため、今後に期待したい。


蕭玉芬　紙風箏


B'z　もう一度キスしたかった

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マルチな活動で人気 台湾の歌手 王心如 シンシア・ワン

王心如　シンシア・ワンは、台湾の歌手、女優、司会者など。1986年7月8日生まれ。

1998年、12歳の頃から雑誌に写真が掲載され、1999年、13歳でスカウトされデビュー。テレビＣＭなどに出演するようになる。

2001年に、9人組アイドルグループ Young美眉が結成され、このグループから、シンシア・ワンを含む4人が選抜され、2005年に再結成されるカタチで登場したのが、ガールズユニット Yummy (ヤミー )。

ところが、このグループは、デビューアルバム 『Yummy』をリリースするも、2年と経たずに解散。ちなみに、前身のYoung美眉には、台湾の女性音楽グループ Roomieのメンバー 凱悌も参加している。

この間、2003年には司会業をはじめ、ＣＭモデル、女優などでも活躍。2005年以降、毎年のように複数のテレビドラマに出演し、他のアーティストのＭＶでは、ヒロイン役で多数出演。

2009年には、初のソロアルバム 『哥本哈根的童話（コペンハーゲンの童話）』でソロデビュー。アルバムのメインソング 『哥本哈根的童話』は、曲名の印象とは違い、ラップもあり、アップテンポな曲。

ＣＭも多数出演しているのだが、2010年には、愛猫家ということを公言する シンシア・ワンは、台北野良猫保護協会の爱心大使を務めるなどイメージキャラクターにもなっている。

2011年には、書籍 『愛貓如我』も出版するなど、多彩な才能で活動の幅が広い。


哥本哈根的童話

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台湾の美人デュオ 蜜雪薇琪[王其] ミシェール＆ヴィッキー

蜜雪薇琪[王其]　ミシェール＆ヴィッキー は、台湾の美人デュオ。メンバーは、蜜雪 （Michelle ミシェール 本名：徐佳琪） 1978年11月15日生まれ、薇琪 （Vickie ヴィッキー 本名:陳怡君）の二人。蜜雪は台北市、薇琪は米カリフォルニア出身。

1997年、蜜雪は、参加したコンテストがキッカケで、エルバ・シャオ、妹の3人で、Phenomenaというユニットを結成。2年後には、ユニットが解散。

蜜雪は、ボストンにあるバークレー音楽院に進学、妹は芸能界を去り、エルバ・シャオは台湾でソロデビューしている。一方、薇琪は、カリフォルニア大学サンディエゴ校で心理学を専攻。

2004年、蜜雪薇琪[王其] ミシェール＆ヴィッキー で美人デュオとしてデビュー。才色兼備なキャラクターで人気を集め、各種宣伝のイメージキャラクターに起用される。

2007年以降、アルバムのリリースはなく、解散したようで。2008年には、蜜雪が結婚し、翌年には娘が生まれ、薇琪の方は、2010年に、ヨガの先生になっている。

蜜雪薇琪[王其]の曲には、蜜雪が作詞作曲した曲がいくつかあり、ＰＶなどでピアノを弾いてるのも蜜雪。『Kissy』と『過渡時期』は、2005年にリリースされた ２ndアルバム 『Kissy』の収録曲。

『Princess』は、2006年にリリースされたアルバム。2007年にリリースされた 『想見［イ尓］ Ａｉｔａｉ』は、新曲+ベストで、上下でディスク2枚で構成されている。


kissy


過渡時期

　　

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ブランド Carry Meもプロデュースする 台湾の人気歌手 蕭亞軒 エルバ・シャオ

蕭亞軒　エルバ・シャオは、台湾の歌手。台北出身、1979年8月24日生まれ。

1997年、カナダでバンクーバーに留学中、参加したコンテストで、蜜雪（Michelle）と意気投合し、妹のAliciaを加え、3人でPhenomenaというユニットを結成。

1998年、カナダのバンクーバーに留学中、香港特別行政区の民間テレビ局 TVBの華人新秀歌唱大賽（インターナショナル・ニュータレント オーディション）に参加し、入選。

1999年には、エルバ・シャオがソロで独立し、Ａｌｉｃｉａが芸能界を離れ、蜜雪が音楽院に進むことになり、ユニットは解散。この年に、ソロとして、デビューアルバム 『蕭亞軒 同名專輯』をリリースし、これが、120万枚を超える大ヒットとなり、一躍トップスターに。

2001年には、日本デビューシングル 『Never Look Back』とアルバム 『Elva First』をリリース。日本でのアーティスト名は、エルヴァ。

Phenomena解散後、蜜雪は、後に美少女デュオ 蜜雪薇琪で活動。当時、エルバ・シャオとの不仲が、一部メディアで報じられたが、それを否定。2008年にリリースされた曲 『兩個人的寂寞』では、ちょっとだが、蜜雪がＭＶ出演している。

エルバ・シャオは、ファッションブランド Carry Meを立ち上げ、昨年には、12歳年下の人気俳優 コー・チェントンが明らかになり、チャントンのブログでは、Carry Meの服を羽織る写真を掲載するなどアピール。

以前、交際していた男性ユニット 183clubの元メンバー　ジャッキー・チュウが、今年2月に大麻使用疑惑で再逮捕されるなど、話題に事欠かないところもある。

『逞強』は、アルバム 『我愛我』、『遺失的心跳』は、アルバム 『Super Girl愛無畏』の収録曲。


逞強


遺失的心跳

　　　

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イタズラなKiss、イタズラな恋愛白書などに出演 台湾の歌手 林依晨 アリエル・リン

林依晨　アリエル・リンは、台湾の歌手で女優。台北市 出身、1982年10月29日生まれ。

2001年、18歳の頃、母子家庭で家計を支え、弟に賞金でパソコンを買ってあげたいと、台湾の台北捷運新聞が主催する美少女コンテストに参加し、優勝。

翌年には、初出演となる台湾ドラマ 十八歳的約定で主演に抜擢され、その後、数々のドラマで多彩な役柄を演じ、それが高く評価され、『偶像劇一姐 （アイドルドラマの女王）』とも呼ばれる。

役への感情移入が早いだけではなく、台詞は完全に頭に入れ、台本への書き込みは監督以上と言われ、さらに、撮影の際にも、原作を持ち歩き、役への研究も怠らないという完璧主義で努力家。

出演したドラマで、日本でも知られているものとしては、『イタズラなKiss〜惡作劇之吻〜』、『東京ジュリエット〜東方茱麗葉〜』、『私の億万LOVE』、『イタズラな恋愛白書〜In Time With You〜』など。

2008年、『イタズラなKissII』で金鐘賞 最優秀主演女優賞を受賞し、最年少受賞記録になり、アイドルドラマの出演者としても初受賞。

映画でも、2003年の映画 『飛躍情海（邦題：飛躍、海へ）』では、第40回 台湾金馬奨の最優秀主演女優賞にもノミネートされている。

ドラマや映画の出演の他、ＣＭも多く、これまで40ほどのＣＭに出演、シャネルなどの化粧品、ボシュロムのコンタクト、セブン-イレブンのＣＭにも起用される。

2009年、脳腫瘍の手術を受け、1月から4月まで一時休養し克服。この年に、歌手デビューしている。

女優としての活躍が目立つのだが、2005年には国立政治大学韓国文学科も卒業、中国語・台湾語・英語・朝鮮語も話すことができ、チャリティやボランティア活動にも力を入れている。

『甜蜜花園』は、2009年にリリースされたアルバム 『幸福遇見』、『守護星』は2010年のアルバム 『美好的旅行』の収録曲。


甜蜜花園


守護星

　　　

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アリスへの奇跡 ラン・ディエフェイ役も演じた 台湾の歌手 梁心頤 ララ・リャン

梁心頤　ララ・リャンは、台湾の歌手。米カリフォルニア州ロサンゼルス出身、1988年5月2日生まれ。

父親がロシア系アメリカ人、母親が台湾人。米国で育ち、10代の頃に、台湾に移住し、2006年、台北アメリカン・スクールを卒業。台北アメリカン・スクールは、8割ほどが中国系アメリカ人、大手企業や政府高官の子女が多く、校内の言語は英語。

2004年に、台湾を代表するアーティスト 周杰倫（ジェイ・チョウ）がプロデュースした男性バンドグループ 南拳媽媽 (ナンチュエンママ)に、後に女性ボーカルが加わり、それが、ララ・リャン。在籍期間は、2005年～2009年。

その後、南拳媽媽は、2006年から3年連続で台湾音楽界のグラミー賞にあたる金曲賞で、最優秀ユニット賞にノミネートされるなど活躍する。この年、歌手活動の他、台湾のＴＶドラマ 『愛情經紀約』に出演するなど、女優としても活動。

2012年にも、台湾ドラマ 『アリスへの奇跡（原題：給愛麗絲的奇蹟）』に出演。このドラマでは、愛媛県松山市でロケが行われ、運転シーンのため、ララ・リャンが日本で運転免許を取得、運転に自信をみせるも、ハンドルの位置が違うため側溝に落ちかけてもいる。

2010年に、ドラマ 『流氓校長』の挿入歌などを収録した 1ｓｔソロアルバム 『Hello 梁心頤』をリリース。『小樹』は、このアルバムの収録曲。

昨年、2012年には、ドラマ 『アリスへの奇跡』の挿入歌 『』と『不敢哭』、ショートフィルム 『愛情的兩張臉』の主題歌 『Ｄａｒｌｉｎｇ』、『悄悄ｲ占據イ尓』の主題歌 『砕片』などを収録した 2ndアルバム 『自由霊魂』もリリースされている。

キレイな透明感のある声に特徴なのだが、どちらのアルバムにも、ＣＭソング、ドラマの主題歌や挿入歌の曲が多数収録されている。


小樹


不敢哭


碎片

　　　

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東京リトルラブでヒロインも務めた 夏宇童 シャー・ユートン

夏宇童　シャー・ユートンは、台湾の歌手で女優。新竹県五峰郷の泰雅(タイヤル)族 出身、1988年8月19日生まれ。

初期の芸名は、小米で、台湾の女性アイドルグループ 黒澀會美眉 (現：黒Girl)の元メンバー。このグループは、バラエティ番組 我愛黒渋会の出演女性などで選抜され、メンバーのスキャンダルなどがあり、大陸進出を機に 黒Ｇｉｒｌと改名。

メンバーの頃は、台湾で人気の歌手 楊丞琳 （レイニー・ヤン）に似ていることから、『小楊丞琳』とも呼ばれていた。

2008年、台湾で大ヒットした映画 海角七号 君想う、国境の南 （原題：海角七号）の挿入歌 『愛你愛到死 （死ぬほど愛してる）』で注目を集め、芸名を 夏宇童　シャー・ユートンに変えている。

この頃、ラジオのパーソナリティ、タレント、女優などマルチな活動を行い、翌年、2009年には主題歌を含む6曲のデビューアルバム 『雨瞳』をリリース。

2010年には、フジテレビのドラマ 東京リトルラブ 1ｓｔシーズンで、ヒロイン役 リリィ（謝俐心）で出演。深夜に放送され、わずか10分間のドラマだが、フジテレビ系で全国ネットされている。

日本では、ＡＫＢ48の元メンバー　前田敦子に似ているということで話題になり、この年の5月から、オフィシャルブログ 『宇宙無敵。童言無限』を開始。

このブログは、昨年の4月末まで更新され、およそ2年間つづいていた。シャー・ユートンは、台湾で100万アクセスを超える 『ブログの女王』とも呼ばれているのだが、日本の公式ブログでも、日本語が得意じゃなくても、自分で書いていた。

『愛的魔法』、『每朝美DAY』、『就要幸福了』は、デビューアルバム 『雨瞳』に収録された曲。


愛的魔法


每朝美DAY


就要幸福了

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2年の休業後も衰えない人気 台湾の歌姫 張韶涵 アンジェラ・チャン

張韶涵　アンジェラ・チャンは、台湾の歌手で女優。桃園県出身、1982年1月19日生まれ。3人兄弟の長女。母国語が北京語だが、12歳のときに、家族はカナダのバンクーバーへ移住しており、英語も流暢。

中学生の頃、歌うことが好きで、先生を説得し聖歌隊に入る。15歳の頃に、同級生のバースデーパーティで歌唱コンテストで優勝したいと語り、周りのクラスメイトから笑われたという。

それにもめげることなく、コンテストに参加。緊張から動揺し歌えなかったり、合わないハイヒールがステージで脱げたりと笑われることが多く、それを逆に高いモチベーションに変えている。

17歳のとき、歌唱コンテスト BBC Starで台湾の男性シンガー　チャン・ユーシェンの曲 『没有煙抽的日子』を歌い、カナダ地区で優勝。ファイナルのため、台湾に来るようオファーされるが、学校との関係で参加できず。ただ、これが、プロの歌手を志すキッカケになっている。

高校を卒業後、台湾に帰国し、ボーカルレッスンなどを受け、ようやく、Linfair Recordsと契約。ところが、歌手としてではなく、先に女優としてデビュー。

台湾ドラマ My MVP Valentine （MVP情人）で主演となり、注目を集める。このドラマ、日本の漫画 『スラムダンク』と『MVPは譲れない!』がベースという。

翌年には、『イルカ湾の恋人』で再び主演を務め、このドラマのエンディング 『遺失的美好』をアンジェラ・チャンが歌い、この曲が後に代表曲になる。その後、歌手活動の他、女優業、最近はテレビドラマではなく映画に出演するなど活躍。

キレイな見た目に加え、実力派シンガーとしても、確固たる地位を築き、順調そうに見えるが多くの問題も抱え、2008年に実母が資産を持ち逃げしたという 両親との金銭トラブル、この頃、心臓の不調から治療のためカナダへ戻り、ＣＭ撮影、イベント出演、アルバムのプロモーションなど多くの仕事を延期、レコード会社との契約トラブルで2年以上活動を制限されたりと様々。

『That Girl』と『是我』は、2012年にリリースされたアルバム 『有形的翅膀』の収録曲。近年リリースされたアルバムには、ＭＶが収録されたＤＶＤが付属している。


That Girl


是我

　　　

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