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音楽業界の大物を父に持つ エジプトの歌手 Angham アンガーム [エジプト アイドル]

Angham アンガームは、エジプトの歌手、レコードプロデューサー、女優。アレクサンドリア出身、1972年1月19日生まれ。本名は、Angham Mohamed Ali Suleiman。

父親は、ヴァイオリニスト、作曲家、歌手でもある Mohammad Suleiman。母親も、アーティストとして有名な Mageda Abdel Aaleem。長女で、下に妹や弟がいる。

16歳から歌い始め、叔父 Emad Abdel Haleemが、観客への表現などを教えられ、初めて、公の場に歌ったのが、ラジオ関連のセレモニー。歌った曲は、『elGennah Taht Akdamek』。

その後、コンテストに参加し優勝するも、音楽業界の大物である 父親はパフォーマンスに満足せず、否定的な態度。これが、逆に、歌手活動への意欲につながったようだ。

1987年には、アルバム 『Fil Rokn elBaeed elHady』を初めてリリースし、話題に。このアルバムのプロデューサーは、父親が紹介した Sayed Naserであり、当時、85歳で、伝説的なアーティスト Mohammed Abdel Wahabから曲 『Basbosa (Cute Girl)』の著作権を与えられ、これをリメイクして収録するなど、音楽業界に顔が利く父親の大きさが伺える話。

2ndアルバムをリリースする頃には、自分でプロデュースしたかったが、父親を怒らせることへの恐れがあり、自由にできず、自分のアルバムという意識が持てなかったような話を後にしている。

ほぼ毎年、アルバムがリリースされ、父親から離れて活動するようになったのは、1995年頃から。その後も、数々のアルバムをリリースし、アルバム 『Omry Maak』など大ヒットしたものもある。

歌手活動を始めて、18年後、トークショー Maa Hobbyで、父親に関する話題に、自分の父親だったことがラッキーで、父親から多くのものを借りていると答えていた。無難に答えたとも受け取れるが、これまでの流れを考えると、大人な答えというところだろうか。

父親は、気難しいタイプのようで実績もあり、業界の顔が利くだけに、同じ業界で娘が活動することの難しさのようなものが感じられる。成功させたいという親心も感じられるが。


Kol Ma Nearrab


Baheb Nafse

   


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