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悪性リンパ腫を克服し活躍する オーストラリアの歌手 Delta Goodrem デルタ・グッドレム [オーストラリア アイドル]

Delta Goodrem デルタ・グッドレムは、オーストラリアのシンガーソングライター。シドニー出身、1984年11月9日生まれ。本名は、Delta Lea Goodrem。

両親は、ジョー・クッカーの曲 Delta Ladyから、Deltaという名を娘に付けたという。弟は、オージーフットボール SANFLのクラブ セントラル・ディストリクトの選手。

7歳の頃に、米おもちゃメーカー Galoobの宣伝に起用され、この頃に、ピアノを弾き始め、歌、ダンス、演劇のレッスンも始める。

後に、オーストラリア第2位の通信会社 Optus、ネッスルの乳飲料 Nesquikなど様々な宣伝に登場し、TVシリーズ ポリス・レスキューなどのテレビ番組にも出演。

1997年頃、13歳で5つのデモCDを作成し、グッドレムがサポーターだった シドニー・スワンズ・フットボールクラブに送り、いくつかの豪アーティストを成功させたマネージャー Glenn Wheatleyに渡り、独立レーベル Empire Recordsと1999年6月~2000年9月の期間で契約、13曲収録されたアルバム 『Delta』を制作するが、このときはリリースされず。

その後、15歳でソニーとレコード契約。デビューシングル 『I Don't Care』は振るわず、オーストラリアのARIA シングルチャートで64位。

翌年には、人気ドラマ 『Neighbours』に出演し、役柄が歌手を目指す少女ということもあり、ピアノをベースにしたバラード曲 『Born to Try』をリリースすると、ARIAシングルチャート、ニュージーランドのRIANZで1位、UKシングルチャートでも3位を記録、オーストラリアで3xプラチナ、ニュージーランドでゴールドディスクを獲得する大ヒット。

『Born to Try』のリリース以降、いくつものシングルをリリースしているが、オーストラリアでは大半が1位などのランキング上位。スタジオアルバムも、昨年リリースされた 『Child of the Universe』が2位だったが、1stアルバム 『Innocent Eyes』は29週間連続で1位を記録、2ndアルバム 『Mistaken Identity』や3rdアルバム 『Delta』も1位。

音楽活動としては、順調に見えるが、2003年には、18歳でホジキンリンパ腫という悪性リンパ腫をわずらい、放射線治療で髪は抜け、ニュースなどでは大きく取り上げられた。2002年から体調は悪く、体重の低下、頭からつま先までの発疹、寝汗などがあったと語っている。2003年12月には、活動を再開。

ところが、2004年から、元プロデューサーらからの民事訴訟が始まる。ソニーと契約する前、Empire Recordsで制作されたアルバム 『Delta』(12曲収録)をリリースする権利を求め、元プロデューサーらが訴訟を起こし、レコーディング契約時のロイヤリティについても、本人と両親を相手に主張。

当時、判決では、アルバムからの利益は、グッドレムのファミリーカンパニー Reveir Pty Ltd側が60%、 Empire Records側が40%ということになったが、その後も、ゴタゴタ。結局、調停により、リリースしないことを条件に元プロデューサー側が支払いを受けることで決着。

2007年に、『Delta』というアルバム名でリリースされているが、これは、Empire Recordsで制作されたアルバムではなく、当時、収録曲も全く違う。

『Mistaken Identity』は、2ndアルバム 『Mistaken Identity』の曲。『Sitting On Top Of The World』と『Dancing With A Broken Heart』は、4thスタジオアルバム 『Child of the Universe』の収録曲。


Mistaken Identity


Sitting On Top Of The World


Dancing With A Broken Heart

   


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